UEFA EL 21/22 QF 2ndLeg  Barcelona VS Frankfurt

ヨーロッパリーグ 準々決勝・第2戦  2022.4.14 カンプ・ノウ
バルセロナ 2-3(0-2・2-1)フランクフルト
UEFA EL 21/22 QF 2ndLeg  Barcelona VS Frankfurt
CAMP NOU

朝起きて、まさかと思いましたが、バルサが敗退していました・・・・・。
がっくし・・・・。
今日は一日ブルーな気分でした。
結果は分かっていましたが、どんな戦いだったのか・・・見ておく必要はありました。

バルサは、1stLegはメンバーを落としていましたが、勝たなければならないこの試合は、現時点でのベストメンバーで臨みました。
ただ、フレンキー・デ・ヨングは体調不良があったらしくスタメンではありませんでした。
それにしても、チャビはよほどフェラン・トーレスを買っているのでしょう、よほどのことがない限りスタメンで長い時間出場させています。
試合は、開始早々からフランクフルトに攻め込まれるシーンがあり、エリック・ガルシアがポジション争いの時に相手を抱えてしまいPKを取られてしまいました。
気をつければ防げたPKのはず・・・。
これを決められ、前半4分で先制ゴールを奪われてしまいます。
フランクフルトは、守備時は5-4-1で、ガチガチに引いて守ってきます。
バイタルエリアにスペースがほぼなく、プレスが早く、奪ってからのカウンターも全員で一気に攻め上がります。
特にブスケッツにはボールを自由に扱わせないために注意を払っており、ブスケッツは常に4人のボックスの中にいるような感じで囲まれていました。

バルサが終始ポゼッションし、フランクフルトがカウンターを仕掛けるという展開でした。
バルサにチャンスがないわけではありませんが、なかなかフィニッシュにはいかない・・・。
そんな中、前半36分にはミドルシュートを決められてしまい2点差にされてしまいます。
もっと寄せていたらシュートを防げたと思いましたが・・。

後半も同じような展開が続きますが、バルサは何度かあったチャンスを決めきれません。
デンベレはこの試合も多くのチャンスを作りました。
また、昨シーズンまでと違い、本当によく守備をするようになりました。
バルサにとって欠かせない選手になったと思います。

そして後半22分には、コンスティッチに左サイドからシュートを決められ絶望的な3点目がフランクフルトに入ってしまいます。
このシュートをお膳立てしたのが鎌田大地でした。
鎌田はこの試合も大活躍でした。

バルサは終盤、猛攻を仕掛けます。
結構あった決定機をなかなか決めることができません。
9分あった後半のアディッショナルタイムに入った直後に、ブスケッツがこぼれたボールをハーフボレーでミドルシュートを決めました。
ゴラッソでした。
試合終了間際にはPKを獲得し、メンフィスが決めて1点差まで追いつきますが、このまま試合終了となり、バルサのヨーロッパリーグ初優勝の夢は消えました。

多くあったチャンスを一度でも決めていたら・・・たられば・・・です。
この試合のポゼッションは、バルサが74.8%でした。

フランクフルトはバルサのサッカーをよく研究し、全員で攻守にわたりファイトした結果、勝ち取った2試合だったと思います。
好調のバルサを敗退に追い込んだなんて・・・サッカーは本当に何が起こるかわかりません。
フランクフルトというチームは、バルサのようなポゼッション型のチームにはきっと相性がいいのだと思います。
W杯には日本もこのフランクフルトのようなサッカーができれば、強豪国相手に勝つチャンスが出てくるのではないかって思いました。

先日も、以前バルサとやった時にはあれだけ強かったバイエルンが、ビジャレアルにホームで追いつかれチャンピオンズリーグ敗退してしまいました。
私はこの試合の終盤だけ見ましたが、攻め込んでいたバイエルンがワンチャンスのカウンターでビジャレアルに同点に追いつかれたのです。
本当に信じられないようなことが起こるのです。

バルサの進む道は大筋決まっています。
バルサの哲学のサッカーをどんな相手に対してもやり続けるのです。
もっともっとレベルアップしながら・・・。
相手がどんなサッカーをするチームであれ、常にバルサの戦い方は同じなのです。
だからこそ難しい・・・難しいゆえに勝った時は素晴らしいのです。
美しいサッカーをするチームが勝利することは難しい・・・。
でも、バルサが目指しているのはそこなのです。

Força! Barça!

(写真はバルセロナHPより拝借)

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前半で負傷交替したペドリ。
左大腿二頭筋(ハムストリングス)断裂だそうで、今シーズンの復帰は絶望とか・・・。
残念です。

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チャビが買っているフェラン・トーレス。
持ち味は出てきているようで、左サイドから時折良い突破を見せました。

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ガビ。バイタルで、得意のドリブルを仕掛けることはできませんでした。

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ペドリに替わって後半入ったフレンキ・デ・ヨング。
裏へ飛び出す動きで、バルサのペースを作りました。

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セルヒオ・ブスケッツ。終盤のミドルシュートはゴラッソでした。

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