2024 J1第13節 鹿島アントラーズ VS 東京ヴェルディ
2024 J1 第13節 県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ 3-3 東京ヴェルディ
(2-0・1-3)
鹿島アントラーズ | 3 - 3 | 東京ヴェルディ |
鈴木優磨 5' | 1 - 0 | |
名古新太郎 8' (師岡柊生) | 2 - 0 | |
植田直通 50' (名古新太郎) | 3 - 0 | |
3 - 1 | 69' 齋藤功佑 (森田晃樹) | |
3 - 2 | 81' 木村勇大 (山見大登) | |
3 - 3 | 90+3' 見木友哉 (木村勇大) |
鹿島アントラーズ: 早川友基;関川郁万、植田直通、安西幸輝、濃野公人(63分須貝英大)、佐野海舟、仲間隼斗(46分チャヴリッチ)、名古新太郎(66分樋口雄太)、知念慶(74分土居聖真)、師岡柊生(63分藤井智也)、鈴木優磨 東京ヴェルディ: GK:マテウス DF:千田海人、山田裕翔(46分谷口栄斗)、袴田裕太郎(73分翁長聖)、宮原和也(77分松橋優安) MF:森田晃樹、綱島悠斗(60分齋藤功佑)、見木友哉、山田楓喜(60分チアゴ・アウベス) OF:山見大登、木村勇大 | ||
観客:18803人 |
Jリーグ開幕当初は優勝を争ったチーム同士の対戦で、ジーコは「クラシコ」と言っていました。
3連勝中の鹿島アントラーズと2連勝中の東京ヴェルディの試合でした。
この試合、鹿島からレンタルの染野唯月と林尚輝の2人が出場できません。
試合開始直後はヴェルディが攻勢でしたが、前半5分にPK、前半8分に追加点を入れられ、いきなり2点のビハインドを追うことになりました。
前半は、なかなかヴェルディのプレスが機能せずポゼッションされる展開となりましたが、なんとか凌いで後半に・・・。
次の1点が大切・・・と思いきや、後半5分にCKからヘディングシュートを決められてしまい3点差となってしまいました。
その後もピンチはありましたが、耐えていました。
チアゴ・アウベスと斉藤功佑の2人が入り、また鹿島の運動量が減ってきたこともあってヴェルディにチャンスが生まれるようになりました。
そして後半24分に斉藤攻佑がペナの外から綺麗に決めて1点返しました。
後半36分には、左サイドの翁長聖のクロスを山見大登がスルー(空振り?)したところを木村勇大が決めて1点差。
6分あったアディッショナルタイムの3分にFKから木村勇大が押し込んだのを見木友哉がさらに押し込んでついに同点。
逆転のチャンスもありましたが、それは叶わずタイムアップ。
すごい試合でした。
最後の最後まで何が起こるかわからないサッカー・・・今シーズンはそれを実感する体感する試合を続けてきたヴェルディ。
見てる方は祈るしかありません。
3点差になっても選手は誰一人諦めなかった・・。
最後まで信じて祈り続けて・・・本当に良かった。
貴重な勝ち点1でした。
これで10試合負けなし。
次は15日(水)ガンバ戦です。
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「日刊スポーツ」Webより
手放しで喜べる内容ではなかったが、それでも完全な負け試合をドローに持ち込んだ。そのチーム力は称えられるもの。常々、城福監督は「僕らがJ1で戦うには成長しかない」と言う。クラブ規模はJ1最低レベル。今季のメンバーもレンタル移籍でかき集めた選手がそろっている。だからこそ、選手を成長させることでしか、J1では生き残れないのだと繰り返す。
掲げるのは「日本一の練習」。厳しくボリュームのあるトレーニングを繰り返しているというわけではない。その真意はこうだ。
「日本一というのは(練習の)メニューじゃない、選手の姿勢なんです。そこを我々はフェアに見なければいけないし、選手がフェアだと感じれば、おのずと他の選手の姿勢も変わっていく。頭から湯気が出るような毎日をいかに過ごして、そういう選手がチャンスを与えられていくということこそが、このチームがメンバーを変えていってもレベルを落とさない唯一の方法だと思っている」
これで10試合連続で負けなしとなり、20チーム中11位。63歳の名将に率いられた若き集団が、J1で着実に旋風を巻き起こしている。
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こんなチームを愛さずにはいられない!!
ヴェルディに幸運あれ!!