第101回全国高校サッカー選手権大会 決勝

第101回全国高校サッカー選手権大会 決勝  国立競技場 

岡山学芸館高校 3-1 東山高校(京都)

     (1-1・2-0)

準決勝は、両チームともPK戦にもつれ込む好試合をしていました。

準決勝で敗れた大津高校(熊本)も神村学園高校(鹿児島)も実力的には決勝に進んでおかしくないチームだったと思います。

特に神村学園と岡山学芸館の試合は面白かったです。

決勝戦の序盤は両チームともただ前にボールを蹴るだけの攻撃で、がっかりするような内容でした。

試合が進むにつれ、両チームの特徴が出てきました。

東山はポゼッションし、しっかりゲームを組み立ててハイレベルな攻撃をしていました。

私は試合が始まり、この試合は東山が勝つだろうとすぐに思いましたが・・・。

それに対して学芸館は、守ってカウンターというサッカーでしたが、前半は前に蹴るだけのことが多かったです。

ただ、ワンチャンスで入れたクロスからオウンゴールで先制点が入ったことはついていました。

総合力では優っていると思えた東山は前半のうちに同点に追いつきました。

後半は、学芸館もサイドから繋ぐような攻撃になり、押され気味でしたが、勝ち越し点が入りました。

東山は、決定機もありましたが、決めきれず、終盤に追加点を奪われ敗れました。

後半の学芸館は、サイドから良い攻撃を仕掛けるシーンも何度かありました。

学芸館の後半の2ゴールは素晴らしかったです。

私的には学芸館は教え子が一時期入っていたこともあり、学芸館を応援して試合に入りましたが、私的には東山の方がバルサに近いサッカーをしており、途中からいつしか東山を応援して観ていました。

ただ、隣県の岡山県代表が初優勝できたことはよかったです。

両チームのイレブンには健闘を讃えたいです。

(写真はスポーツナビ「日刊スポーツ」より拝借)

試合前、ペレ氏を偲び黙とうする両イレブン
東山の同点ゴール
学芸館の勝ち越しゴール
学芸館の3点目

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