J1昇格プレーオフ 決勝 東京ヴェルディ VS 清水エスパルス

J1昇格プレーオフ 決勝  2023.12.2  国立競技場

東京ヴェルディ 1-1 清水エスパルス

      (0-0・1-1)

東京ヴェルディ 1 - 1 清水エスパルス 
 0 - 163' チアゴ・サンタナ(PK)
染野唯月(PK) 90+6'1 - 1 
東京ヴェルディ
GK:マテウス
DF:宮原和也、林尚輝(74分平智広)、谷口栄斗、深澤大輝(81分長谷川竜也)
MF:中原輝、森田晃樹、稲見哲行(81分山越康平)、齋藤功佑(66分新井悠太)
OF:染野唯月、山田剛綺(74分綱島悠斗)

清水エスパルス
大久保択生;原輝綺(83分神谷優太)、高橋祐治、鈴木義宜、山原怜音(70分吉田豊)、白崎凌兵、ホナウド、中山克広(70分岸本武流)、カルリーニョス・ジュニオ(60分北爪健吾)、乾貴士(83分北川航也)、チアゴ・サンタナ
観客:53264人 東京ヴェルディがJ1昇格

Jリーグの順位が上の東京ヴェルディがその優位性を生かし、ホームでの開催と引き分けでも昇格という条件で始まった試合。

この試合で来年戦うステージが決まるというあまりにも大きな運命がかかった試合だけに、最初から最後までハラハラドキドキでした。

スタメンの顔ぶれを見ると、総力的には清水エスパルスの方が上と思えました。

試合が始まり、エスパルスがボールを支配し、ヴェルディは防戦一方でした。

ここで失点していたら、エスパルスに押し切られると思って観ていました。

ここを凌いだことは大きかったです。

そして徐々にヴェルディにもチャンスが生まれ始めました。

前半0-0で終われたことは、ヴェルディにとっては良い結果と思いました。

残り45分・・運命の45分・・・互角で始まりましたが、後半18分に、あり得ないようなPKを取られてしまいます。

地面にバウンドして跳ね返ったボールが左脇腹に当たって少し左腕を掠めました。

全く故意ではない偶然に触れただけなのに・・・無情にも主審はPKの判断を変えませんでした。

こんな大事な命のかかったような試合で、こんな形でJ1を逃したらあまりにも悲劇だ・・・などと思って観ていました。

リードしたエスパルスは5バックにしてゴール前を固めました。

ヴェルディにとっては、逆に守備的になられたことで、ポゼッションできるようになりました。

ただ、なかなか前の選手の動き出しにボールが入らず、攻め手のないままフィニッシュすらできない状態で8分あったアディッショナルタイムへ進んでいきます。

まさに、絶体絶命の状態でした。

私はもう、信じて祈るしかない・・・そう思って見つめていました。

そんな時、久しぶりにペナの中に侵入した染野がタックルで倒されて土壇場でPKを得ました。

信じられないような展開・・・神様が見捨てなかった・・・そう思えるシーンでした。

ものすごい重圧のかかるPKを染野がしっかり決めて、これで試合終了。

東京ヴェルディの16年振りのJ1昇格が決まりました。

夢のような出来事でした。

主審のホイッスルが鳴った瞬間、16年分の涙が溢れました。

東京ヴェルディにはスター選手はいませんが、若い選手、それもバルサみたいに下部組織から上がってきた選手が多く、そんな選手たちが活躍して勝ち獲ったJ1昇格は本当に素晴らしいです。

ああ〜気分がいい〜〜。

結果によっては、今頃どんな気分でいるのだろうと懸念していましたが、良い結果で本当に嬉しいです。

来年が楽しみです。

城福監督と選手たちにおめでとう、そしてありがとうと言いたいです。

そしてサポーターを含めた関係者の皆様、お疲れ様でした。

来年はJ1で盛り上がりましょう!!

(写真は東京ヴェルディHPより拝借)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です