スイレンの花の5日間の変化(2022.5.20〜5.24)

スイレンの花の変化を見るために咲いていた5日間の写真を撮ってみました。

ビオトープのスイレン(睡蓮)は、フレンミア(温帯スイレン)という品種です。

開花する時に音がするらしいのですが、私は聴いたことがありません。

毎日、夕方になると花が閉じ、眠りに入ります。これが「睡蓮」の名前の由来でしょうか。

朝になって日が照ってくると開花します。

スイレンは、自分の雄蕊の花粉が自分の雌蕊につかないようにしないように(自家受粉しない)工夫をしているのです。

2022.5.20 1日目
2022.5.20 1日目 中央の凹みは柱頭板と言って、柱頭液で満たされています。

1日目の状態の時に、他の花の花粉をつけて飛んできた昆虫を柱頭板に招き入れ、受粉します。

この時は、まだ自分の雄蕊には花粉ができていません。

2022.5.21 2日目
2022.5.21 2日目 雄蕊が雌蕊を包み込み、雄蕊に花粉ができ始める。
2022.5.22 3日目
2022.5.22 3日目

雄蕊に花粉ができると、それが自分の雌蕊に入らないように(自家受粉しないように)雌蕊を隠してしまうのです。

2022.5.23 4日目
2022.5.23 4日目 雄蕊が雌蕊を隠してしまう。
2022.5.24 5日目
2022.5.24 5日目

写真は全て新しく機種変したスマホで撮りました。

結構きれいに撮れました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です