UEFA CL 21/22 SF 2ndLeg Real Madrid VS Manchester City
チャンピオンズリーグ 準決勝・第2戦 2022.5.4 サンチャゴ・ベルナベウ
レアル・マドリード 3-1(0-0・2-1)(延長1-0・0-0)マンチェスター・シティ
UEFA CL 21/22 SF 2ndLeg Real Madrid VS Manchester City
SANTIAGO BERNABEU
1stLegは、壮絶な撃ち合いとなって4-3でシティが勝利しました。
内容的にはシティのゲームでしたが、注目の2ndLegは、歴史に残る試合となりました。
特にマドリスタには泣いて喜ぶ試合となりました。
1stLegとは違い、ほぼ互角の展開で試合が進んでいきます。
シティの方がややチャンスが多かったように思いますが、マドリーの守護神クルトワは、この試合もすごいセーブ連発でした。
怪我上がりのシティのウォーカーはヴィニシウスをよく押さえていたと思います。
後半28分にシティのゴールが決まった時は、多くの人はシティで決まりと思ったことでしょう。
ところがドラマは終了間際にやってきます。
リーガの優勝を決めたエスパニョール戦でも2ゴールを入れたロドリゴが、この試合でも後半44分、アディッショナル・タイム1分に立て続けに2ゴールを入れてアグリゲート・スコア5-5となりました。
まさにラッキーボーイです。
あれだけゴールが遠かったマドリーですが、入る時は単純なクロスボールから簡単に?ゴールが生まれるのです。
後半30分から入ったマドリーのカマヴィンガは、けっこう攻撃の起点となりチャンスメイクしていたと思います。
試合は延長となりますが、延長前半5分にベンゼマが倒されて得たPKを自ら決めてマドリーがリードしました。
その後は、マドリーが全員守備で、最終的にはトップも戻り、5バックで守り切って勝利しました。
もしマドリーのような守備をシティが後半終了間際にやっていれば守り切れたのかもしれないと思ったりします。
でも、シティには余裕がありました。
あそこから2点入れられるというのは予想外というか奇跡でした。
R16のPSG戦といい、QFのチェルシー戦といい、2ndLegは劣勢の中、ホームで大逆転勝利をして勝ち上がったマドリーは、本当に神がかっています。
ホームのベルナベウには、相手チームにとっては魔物が住んでいるような、何か得体の知れない力が働いているのかも知れません。
マドリーの粘りが、それだけ運を引き寄せているということでしょう。
決勝ラウンドになると、どちらが勝ってもおかしくないレベルの試合が続きます。
だからこそ面白い。
さて、決勝は因縁の対決となりました。
どんな試合になるのか、マドリーの運がどこまで続くのか・・・楽しみです。