UEFA CL 21/22 SF 1stLeg Manchester City VS Real Madrid
チャンピオンズリーグ 準決勝・第1戦 2022.4.26 エティハド・スタジアム
マンチェスター・シティ 4-3(2-1・2-2)レアル・マドリード
UEFA CL 21/22 SF 1stLeg Manchester City VS Real Madrid
Etihad Stadium
非常に興味ある対戦で、結果は知っていましたが、録画を見ました。
サッカーは4-3のスコアが一番面白いというのを昔、聞いたことがありましたが、すごい試合でした。
試合開始早々の前半2分にデ・ブライネ、前半11分にジェズスのゴールでアッという間にシティが2点リードしました。
基本的にはシティがポゼッションし、マドリーがカウンターという展開でした。
特に前半は、シティが多くのチャンスを作り、決めていればシティの大勝に終わったでしょう。
マドリーはカゼミーロの欠場が痛かったかもしれません。
マドリーは5バックで守っている時間帯もありました。
シティは、意図的にGKまでボールを下げて、マドリーのDFラインを上げて裏にスペースを作るという戦略が見えました。
バルサがプレスをかけられてボールを下げるのとは違う感じです。
確かにこれはバルサにも使える手だなーと思いました。
劣勢だったマドリーですが、前半33分にワンチャンスをベンゼマが決めて1ゴール返して前半を終わります。
難しいシュートでしたが、さすが絶好調のベンゼマでした。
後半も同じような展開になりますが、後半8分にフォーデンのヘディングシュートが決まり、2点差になります。
ところが直後の後半10分にサイドからヴィニシウスの50m程もあろうと思われる長い単独ドリブルを仕掛け、1人でフィニッシュまで完結してしまいました。
すごいゴールでした。
それでも後半29分にベルナルド・シルバが一瞬の隙をついてゴール! シティが再び2点差とします。
後半37分、ペナの中での競り合いの時に、シティの選手の手にボールが当たってしまい、マドリーが幸運にもPKを獲得。
これをベンゼマがパネンカで決めて1点差で試合を終わらせました。
試合内容的にはシティのゲームだったのですが、それを1点差まで追いついて試合を終われせるマドリーの粘りは大したものです。
マドリーは過去のクラシコでも、ベップのバルサの絶好調の時でさえ、試合内容では負けていても引き分けまで持ち込んだり、粘って延長でクリロナのゴールで勝ったということがありました。
マドリーの粘りにはドイツ魂のようなものを感じます。
R16(決勝トーナメント1回戦)PSGとの対戦の時も、1stLegの内容は悪くても、ホームの2ndLegでは勝ち切りました。
来週の2ndLegも同じことが起きるかもしれません。
シティが優位ということは全くないと思うのです。
さて決勝に進むのはどちらのチームか・・・。
楽しみです。